鎌田大地がラツィオで苦しんだ理由、サッリ前監督が説明 「あのプラティニも苦しんだ、日本人が…」

昨夏、ラツィオにフリー移籍した鎌田大地。

マウリツィオ・サッリ前監督のもとでは27試合で1ゴール1アシストと低迷し、出場機会が激減した。

だが、イゴール・トゥドール新監督のもとで先発復帰すると圧倒的な存在感を見せつけ、復活を果たしている。

サッリ前監督は、『Sportitalia』のインタビューで鎌田についてこう話していた。

「(鎌田は現在提供しているものをあなたにはもたらさなかった。その説明は?)

あのプラティニもイタリアに来た時は5か月も苦しんだ。

日本人が最初苦しむのは普通のことだ、例え、彼がすでにヨーロッパでプレーしていたとしてもね。

鎌田は練習でいい選手だと分かったし、技術的クオリティに疑いの余地はなかった。私がいた数か月時点で彼は苦しんでいたがね」

かつてフランス代表で活躍したミシェル・プラティニは、鎌田同様に20代後半になってイタリアに移籍した(サンテティエンヌからユヴェントスに移籍)。鎌田もプラティニ同様に慣れるまでに時間が必要だったということのようだ。

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ラツィオで復活し、日本代表にも復帰した鎌田。26日のサッスオーロ戦で今季のリーグ戦を終える。

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