春季高校野球福島県大会、きょう準決勝

 第76回春季東北地区高校野球県大会は25日、メイン球場の白河グリーンスタジアム(白河市)で準決勝2試合が行われる。

 第1試合では、4連覇を狙う聖光学院と今春の選抜高校野球大会に出場した学法石川が対戦する。聖光学院は2回戦を中盤以降の集中打で快勝。準々決勝では終盤の勝負強さが光った。対する学法石川は実力校が集うブロックを勝ち上がった。持ち前の打撃力に加え、準々決勝では犠打飛を絡めたそつのない攻撃を見せている。

 第2試合では、磐城と光南の公立校同士がぶつかる。光南は2試合連続コールド勝ちと打線が好調。投手陣も2試合無失点と、投打ががっちりかみ合っている。磐城は6年ぶりの春季東北大会出場が懸かる。2回戦で九つの盗塁を決めた機動力に注目だ。

 第1試合は午前10時、第2試合が午後0時30分開始予定。決勝は26日、白河グリーンスタジアムで正午開始予定。上位2校は6月13日から宮城県で開かれる東北大会に出場する。

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