長崎県商工会連合会総会 副会長に山本氏 会員加入推進に向けた取り組み強化

役員を改選するなどした県商工会連合会の総会=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

 長崎県内20の商工会でつくる県商工会連合会(吉村洋会長)は24日、長崎市内で総会を開いた。役員改選では副会長の吉田寛氏(壱岐市商工会)が退任し、後任に山本博己氏(対馬市商工会長)が就いた。本年度は会員加入の推進を強化する。
 事業計画は3月の臨時総会で承認されており、商工会の会員加入推進に向けた取り組み強化のほか、デジタル環境の整備による業務効率化、中小・小規模事業者への伴走支援の強化などを盛り込んでいる。総会では昨年度の事業実績報告書や決算も承認した。
 吉村会長は取材に対し、「街の周辺部の活性を維持していくことが重要。商工会について知ってもらうために広報活動にも注力していく」と抱負を述べた。

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