「ヤンキース打線エグすぎる」「フルボッコや…」ダルビッシュ、4被弾7失点にネット騒然… 米記者「彼の日ではなかった」連続無失点も25回でストップ

サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有が現地5月24日、本拠地ペトコ・パークでのニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板。初回に失点し、連続無失点記録は25で途絶えた。また、3回には2死から3本のホームランを浴びるなど5失点。4回にも被弾し、計4本のアーチを許し、7失点を喫する大荒れの内容となった。

ダルビッシュは初回、先頭のアンソニー・ボルペに三塁打を打たれ、3番のアーロン・ジャッジに犠飛で先制を許した。これで4月15日のロサンゼルス・ドジャース戦から続いていた連続無失点記録は25で途切れ、ダルビッシュは5試合ぶりの失点を許した。

2回をゼロに抑えたものの、続く3回に試練が訪れる。2死二塁で2番のフアン・ソトを迎えると、153キロのシンカーを捉えられライトスタンドへ叩き込まれる。さらに続くジャッジにはスライダーをレフトスタンドへ運ばれ2者連続で被弾。さらに、安打で走者を許すと、5番のジャンカルロ・スタントンにもレフトスタンドへの特大弾を撃ち込まれた。

3回に5失点を喫したダルビッシュは4回にもグレイバー・トーレスにシンカーをセンターバックスクリーンに運ばれ、この日4被弾。5回まで投げ切り7失点と散々の内容となってしまった。

ダルビッシュの投球に米メディアも驚きを隠せない。『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者は「ダルビッシュ有は、自己最多の25イニング無失点投球でこの試合に出場したが、この回で3本のホームランと6失点を許した。 彼は今シーズン、1試合で4点以上失点したことがなかった」と綴り、これまでの快投ぶりからは考えられない内容に驚きを示している。また、米メディア『Barstool Baseball』も「ダルビッシュ有はヤンキースに4本塁打を許した。今夜は彼の日ではなかった」と綴っている。

無論、ネット上もダルビッシュの投球内容に騒然。ファンからは「ダルビッシュ炎上してるー」「ダル様がボコボコにホームラン打たれてる…」「フルボッコや」と落胆する声や、「ヤンキース打線エグすぎる!」「今日は捕まったか…」「好調だったダルビッシュがこんなんなってまうんだからなぁ。ヤンキース本当無理。強すぎ」などと強打のヤンキース打線を畏怖する声も上がっている。

結局ダルビッシュは6回途中で降板。5回2/3、81球を投げて被安打9、7失点、5奪三振、1四球の内容だった。試合は6回表を終えて、ヤンキースが7対0でリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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