「イライラして火を付けた」 母親と2人暮らしの46歳男を放火の疑いで逮捕 気道熱傷の疑いで病院に搬送も命に別条なく通常逮捕 隣接する集合住宅のガラスも割れる さいたま市北区

自宅に火付けた容疑の男逮捕

 埼玉県警大宮署は24日、自宅に火を付けたとして、現住建造物等放火の疑いで、さいたま市北区宮原町、無職の男(46)を逮捕した。逮捕容疑は23日午後6時半ごろ、自宅に火を付けて焼損させた疑い。

 同署によると、男は同区の木造平屋の自宅に火を付け、気道熱傷の疑いなどで病院に搬送されたが、命に別条はなく、通常逮捕に至った。調べに対し、「イライラして火を付けた」と容疑を認めているという。

 男は母(73)と2人暮らしで、自力で逃げた母に助けを求められた近隣住民が119番した。火災の影響で、隣接する集合住宅1棟のガラスが割れるなどした。

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