新商品「宮古トラウトサーモン冷燻-極-」 極寒で加工

低温でじっくりいぶした宮古トラウトサーモンを手にする島香友一社長

 宮古市の水産加工業丸友しまか(島香友一社長)は、農山漁村の活性化に取り組む普代村のアースカラー(高浜大介社長)と「宮古トラウトサーモン冷燻(れいくん)-極(きわみ)-」を共同開発した。特産化が進む養殖サーモンを、極寒の環境下で伝統技術を活用して製造。新旧の食文化が交ざり、豊かな風土が香る商品に仕上げた。

 冬の区界地区で冷え込みの厳しい気候を利用して製造。一般的製法より低い温度帯の平均1~2度、氷点下10度を下回ることもある条件下で約1週間じっくりいぶす。

 個包装のスライス(60グラム、585円)はシートピアなあどで購入可能。0.7~0.8キロの半身タイプ(8640円)は直接販売しており、問い合わせは丸友しまか(0193.62.1332)へ。

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