〈富山ドリームス・日本リーグ〉地域の支えに感謝 氷見でファンイベント 来季活躍誓う

記念写真に納まる選手とファンら関係者=氷見市のひみ番屋街

 ハンドボール日本リーグの富山ドリームスのファン感謝イベントが25日、氷見市のひみ番屋街で初めて開かれた。選手やスタッフが地域住民やファンらの支えに感謝し、来季の活躍を誓った。

 徳前紀和代表理事があいさつで雇用企業やパートナー企業をはじめ、地域住民やファンらに深く感謝し、来季の支援を求めた。

 選手が今季を振り返り、庄司清志選手が得点してガッポーズを決める場面や、横山翔太選手のルーティーンの動作、吉村晃監督のベンチワークを選手がジェスチャーでまね、ファンが言い当てるゲームで盛り上がった。青沼健太キャプテンはファンが増えたことを喜び「トップリーグで羽ばたいて獅子奮迅の活躍する姿を見せたい」と来季の決意を力強く語った。

 今季ファン獲得で1位に輝いた氷見市阿尾の特殊印刷会社「トライ・プリント」が冠スポンサーとして、同社が運営する土産物店兼印刷工房「ヒミツのアソビバ」などをPRした。ゆるキャラ「獅子ブリむちゃブリ」や、キトキトロケンローラー寅さんのライブが会場を盛り上げた。サイン会や記念撮影会で選手とファンが交流を深めた。

 富山ドリームスは初参入の今季、通算2勝1分け21敗で順位は13チーム中12位だった。

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