大谷翔平は11打席ぶり安打も3三振。ドジャースは今季初の4連敗

現地5月25日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でシンシナティ・レッズと対戦し、1対3で敗れ、今季初の4連敗を喫した。「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は6回に11打席ぶりとなる安打を放つも3三振を喫し、切れを欠いた。

前日は5投手が計11四死球を献上し、完敗したドジャース。悪い流れを断ち切りたかったが、初回に先発ウォーカー・ビューラーが3番スペンサー・ステアにソロ本塁打を食らい、レッズが先制。2回表に打線がすぐに同点に追い付いたが、その裏にビューラーがウィル・ベンソンに一発を浴び、レッズが勝ち越した。

大谷は最速166キロの剛腕を誇る先発ハンター・グリーンの前に2打席連続三振に倒れる。だが1点を追う6回1死走者なしの第3打席、低めへの変化球を引っ張ると痛烈な打球が右翼線を破り、快足を飛ばして三塁に到達。だが後続が続かず、ドジャースは大谷が作った得点機会を生かせなかった。逆にその裏、ビューラーが無死二塁から適時打を打たれ、レッズが追加点。リードを2点に広げる。
なんとか追いつきたいドジャースだったが、3回以降は強力打線が沈黙。大谷も8回の第4打席は、3番手左腕サム・モールの内角低めのスライダーに手を出して空振り。1試合3三振とバットが空を斬った。

9回もゼロに終わり、チームは4連敗。明日は山本由伸が今季6勝目をかけて先発登板する。

構成●THE DIGEST編集部

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