気仙茶の新芽を丁寧に収穫 陸前高田の「守る会」

新芽を選びながら摘み取る参加者

 陸前高田市の北限の茶を守る気仙茶の会(菊池司会長)は25日、同市米崎町と横田町の茶畑で茶摘みを行い、約10人が新芽を収穫した。

 参加者は横一列に並び、丁寧に摘み取って腰のかごに次々と入れた。収穫後は加工場で製茶され、程よい甘み、渋みと香りの良さが特長だ。

 「毎年元気に育っている」と龍谷大(京都市)の伊達浩憲教授(62)。北限のともしびは「消せん」とばかりに今後も参加を続けるつもりだ。

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