「反射神経半端ない」F1下部で日本人選手と激突寸前の危機一髪で“神回避”の19歳に賛辞止まず「怖すぎ」「ドキッとした…」

F1の下位カテゴリーであるFIA F2選手権の第5戦の予選レースが5月24日にモナコで行なわれ、大事故に繋がる危険な場面を回避した19歳のアイザック・ハジャル(カンポス)に注目が集まっている。

モナコ初挑戦の日本人ドライバー宮田莉朋(ロダン)が、視界が非常に狭いトンネルの中で失速しているところ、激走中のアイザック・ハジャル(カンポス)が突っ込みかけるが、瞬時の判断でハンドルを左に切り、回避した。

マシンは真横に動かしたかのように移動し、日本人選手と接触寸前で避けることができた。米スポーツ専門局『ESPN』のF1専門公式X(旧ツイッター)で「F2ドライバーになるために必要な反応スピード」と記し、ハジャル目線の車載カメラの動画を公開した。

大事故寸前の状況から生還した19歳のハジャルに賛辞の声が止まず、SNS上では「常人では出来ない反応と技術」「反射神経半端ない」「将来楽しみですね」「この緊張を維持できる精神力がスゴイ」「頭で考えず体が反応してる速さ」「タイヤの接地グリップも凄い」「車ってこんな真横に動くんだw」「めっちゃドキッとした」「一般人なら大事故」「怖すぎ」などと、コメントが寄せられた。
また動画内では、コース上に危険があるときにその現場の手前で振られる“イエローフラッグ(黄旗)”と思われるフラッグが振られており、SNS上では「まあアナウンスはされてたかも知らんけど、どんな反射神経やねん」「フラッグが振られていたのでペースを落として警戒はしていたでしょうけど、当たらずに避けられたのはさすが」といった声も寄せられている。

なお、25日に決勝レース1が行なわれ、赤旗中断も挟む大荒れとなる中、ハジャルは8位、宮田は最終的に17位でフィニッシュした。

構成●THE DIGEST編集部

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