一関市千厩町の住民らが「せんまや次世代盛上（もりあげ）隊」（門間勉会長）を立ち上げた。音楽や芸術を中心とする幅広いイベントを企画し、地域の活性化を勢いづける。
人口減少が進み、まちが衰退していく様子に、理容店を営む門間会長（46）が「自分たちの力で地域を盛り上げたい」と行動を起こし、2月発足。30～60代の10人が所属する。
4月に初のイベントを開催。全国で活動する4人組パンクロックバンド「ラフィン・ノーズ」を招き、県内外から約140人が来場した。収益の一部は今月18日、地元で子ども食堂を運営する夢ぽけっとの会（昆野洋子会長）に寄付し、次世代の育成に投資した。
