「幽霊からフランスのベストに大復活」 南野拓実の“変貌”に韓国メディアも驚嘆!「完全に生まれ変わった」

モナコで2年目となった今シーズン、南野拓実はシーズンを通して躍動。30試合で9ゴール・6アシストをマークし、チームの2位フィニッシュに大きく寄与した。フランスの大手紙『レキップ』が選ぶ年間ベストイレブンにも選出されている。

新天地の水に慣れず、18試合でわずか1ゴールに終わった昨シーズンとは別人のような活躍に驚嘆したのが、韓国のメディア『イーデイリー』だ。「幽霊→フランスのベストに。日本のFWが大復活。元スペインのアシスト王・デンベレまで抑えてベスト11に選出」と見出しを打った記事で、こう伝えている。

「かつて失墜したキャリアが今は上昇曲線を描いている。日本人アタッカーの南野の話だ。フランスメディア『レキップ』は23日にリーグ・アンのベスト11を公開した。南野が4-2-3-1の左ウイングのポジションを占めた。モナコは『南野がウスマンヌ・デンベレ(パリSG)を上回って、授賞台に上がった』と伝えた。デンベレはバルセロナで活躍していた時代、ラ・リーガでアシスト王にまでなった選手だ」

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同メディアは、「彼の大活躍に支えられ、モナコはパリSGに続きリーグ2位でシーズンを終えた。チャンピオンズリーグ(CL)の切符も獲得した」と報道。リバプールでは結果を残せなかった「紆余曲折のキャリア」に触れつつ、こう続けている。

「2022年6月、モナコに入団したが、状況は良くならなかった。1年目のシーズン、CL脱落の元凶と指摘され、『幽霊』という批判も受けた。事実上リバプールで試合にきちんと出られず、それよりレベルが低いと評価されるフランスでも着陸できずに、キャリアが困難なものになっているようだった。しかし今シーズンに完全に生まれ変わり、また期待感を生んだ」

隣国も注目する見事な復活劇だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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