【フィリピン】MRT7号線の工事70%完了、運輸省[運輸]

フィリピン運輸省は24日、マニラ首都圏ケソン市と北方ブラカン州を結ぶ都市高速鉄道(MRT)7号線の工事進捗(しんちょく)率が4月時点で69.9%に達したと発表した。2025年末の部分開業に向けて工事が順調に進んでいる。

23日にケソン市内で整備が進むバタサン駅などを視察したバウティスタ運輸相は、「25年末に開業予定のケソン市の区間はおおむね完成に近づいていることを確認した」と述べた。

MRT7号線はケソン市のノースアベニューとブラカン州サンホセデルモンテの23キロメートルを14駅で結ぶ。開業初年の利用者は30万人が見込まれる。全体の開業によって現在は2~3時間かかるケソン市とサンホセデルモンテ市間の移動が35分に短縮される。

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