【マレーシア】ブックオフ中古店がパハン進出、東海岸で初[商業]

中古本販売ブックオフグループホールディングスのマレーシア法人、BOKマーケティングは23日、パハン州クアンタンに衣料や生活雑貨など書籍以外の日本の中古商材を扱う「ジャラン・ジャラン・ジャパン(JJJ)」をオープンした。国内12店目となる。マレー半島東海岸への出店は初めて。

12号店は地場複合企業ベルジャヤ・グループが運営する「ベルジャヤ・メガモール」に出店する。売り場面積は約880坪(約2,900平方メートル)で、アパレルや生活雑貨、ベビー用品、玩具、スポーツ用品、楽器、家具など日本で使用されていた中古品約20万点を扱う。営業時間は午前10時~午後10時。

これまでマレー半島西部を中心に出店してきたが、「全土への出店を目指すにあたり、東海岸への初出店は重要な足掛かりになる」と説明している。

BOKマーケティングはブックオフ、総合物流会社コイケ(東京都品川区)、コイケのマレーシア法人コイケ・インターナショナルの合弁会社で、2016年にジャラン・ジャラン・ジャパンの1号店をオープン。昨年は144万人が利用し、約3,500トンの商品を売り上げた。

今回の出店で、ブックオフグループの海外総店舗数は31店舗となった。

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