白鴎足利が初制覇 春季関東高校野球 延長で茨城・常総学院下す

初優勝を果たし、笑顔で応援席に駆け出す白鴎足利ナイン=26日午後1時5分、前橋市敷島町

 第76回春季関東地区高校野球大会最終日は26日、前橋市の上毛新聞敷島球場で決勝が行われ、本県1位の白鴎大足利は常総学院(茨城1位)に延長十回タイブレークの末に5-4でサヨナラ勝ちし、出場9度目で初優勝した。県勢の関東大会優勝は昨秋の作新学院に続いて2季連続。

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 白鴎大足利は三回に相手のミスから1点を先制したが、五~七回で4点を奪われて逆転された。しかし打線はすぐに反撃。3点を追う七回は2死一塁から代打富田光陽(とみたこうや)の適時二塁打、3番杉山歩夢(すぎやまあゆむ)の適時三塁打で1点差に迫り、八回は6番小野寺応助(おのでらおうすけ)の適時二塁打で同点。延長十回は無死満塁から小野寺の押し出し死球で決着した。

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