池の水抜いたらウナギやフナ… 鳴沢湖の魅力発信「なるさわフェス」 群馬・高崎市

 群馬県高崎市箕郷町の鳴沢湖の魅力を発信する「なるさわフェス」が26日、湖周辺で開かれ、約2500人が釣りやヨガ体験、ドッグランなどを楽しんだ。

 特別企画として、湖上流の池の水を抜いて生物を調べる「かいぼり」を実施=写真。約3時間かけてポンプで水をくみ出すと、ウナギやフナ、カワエビなどが姿を現し、来場者から歓声が上がった。

 メイン会場にはテントサウナやキッチンカーが並んだほか、開閉式の屋根や日傘が付いたテーブル、椅子で休憩できるアウトドアリビングが設けられた。テントサウナを初体験した内藤美羽さん(9)=下仁田町=は「中から外に出ると涼しくて気持ちいい。また入りたい」と楽しそうだった。

 フェスは市箕郷商工会青年部OBらでつくる「M's Salon(エムズ サロン)」が昨年に続いて主催した。

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