「普段走るスピードをさらに上回る」久保建英のドリブルは何が凄いのか。“天才”小野伸二が賛辞「寄せづらい」

元日本代表MFの小野伸二氏が、5月26日にフジテレビ系列で放送されたスポーツ番組『すぽると!』にVTR出演。レアル・ソシエダに所属する久保建英のドリブルを称えた。

5月25日に開催されたラ・リーガ最終節のアトレティコ・マドリー戦で、4-3-3の右ウイングで先発した久保建英はフル出場。チームは0-2で敗れたものの、果敢な仕掛けで決定機を創出した。

開始7分、右サイドで縦に仕掛けて右足でクロスを送り込んだ場面を小野氏はこう解説する。

「右利きじゃないので、(相手は)左や内側を警戒したいという気持ちが強くなるので、そこで縦に行く久保選手の頭脳。相手にとって一番嫌なところにドリブルしてきた」

また、右サイドから切れ込んで相手3人を置き去りにし、左足で強烈なシュートを放ったシーンにも注目。「ドリブルの時のスピードは、普段走っているスピードをさらに上回るスピードに変わっていくと思う。そういうのが(敵の)選手たちも寄せづらいところではある」と評している。

【動画】小野伸二が称賛した久保建英の3人置き去りドリブル
稀代のファンタジスタが22歳のテクニックに賛辞を贈った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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