新緑の錦秋湖を彩る花火 西和賀の川尻湖畔公園で湖水まつり

大勢の観客を魅了した水上スターマイン

 第44回錦秋湖湖水まつり(実行委主催)は25日、岩手県西和賀町の川尻湖畔公園で開かれた。JR北上線全線開通100周年と湯田ダム完成60周年を記念して1200発の花火を打ち上げ、新緑の湖畔を彩った。

 日中は湖上遊覧やカヤック体験を実施した。かがり火がたかれる中、湯本鬼剣舞は小中学生を含む総勢25人が披露。沢内小6年普本悠樹斗君は「間違ってもいいから真剣に踊るように心がけた」と息を切らした。

 花火はメモリアルイヤーをテーマに、大玉のほか、湖面を染めた水上スターマインに歓声が上がった。友人らと訪れた沢内中1年の大石陽(はる)さんは「久しぶりに見たけど、スターマインがよかった。この時季の花火は緑がきれいでいい」と満足していた。

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