今田美桜による白熱の“お言葉返し”が二度登場　熱いバトルにSNS騒然「今回迫力すごい」『花咲舞が黙ってない』

5月25日に日本テレビ系土曜ドラマ『花咲舞が黙ってない』の第7話が放送された。本作は、地位なし権力なし怖いものなしの花咲舞が、弱い立場の人たちのため、銀行内の悪事に真正面からぶつかっていく痛快爽快エンターテインメント。

（※以下ネタバレ含みます）

花咲舞（今田美桜）と相馬健（山本耕史）が四谷支店での手伝いを終え本部に戻ると、新宿で無差別刺傷事件が起きたとの一報が入って来た。すると犯人の富樫研也（夙川アトム）が、事件前、四谷支店でローンを断られていたことが判明。銀行の対応に不備がなかったかを内部調査する必要があるとのことで、再び2人は四谷支店へと向かうことに。

富樫のローン担当者だった入社2年目の三宅翔太（倉悠貴）は、対応に不備はなかったと語り、富樫のローン書類を見せる。相馬が見た限りでも不備は見当たらなかったが…。

その晩、舞と相馬は、かつての同僚で近々退職するという四谷支店の仲下小夜子（大西礼芳）と花咲健（上川隆也）の店「花さき」で飲むことに。小夜子は、三宅の富樫への接客態度が気になっていたという。親の介護で疲れ切っていた富樫の話を三宅が親身に聞いていれば、事件が起きずに済んだのではないかといい、ちゃんと指導しなかったことにも責任を感じているようだった。小夜子のせいではないと励ます舞と相馬だったが、四谷支店にまたもや災難が降りかかって―。

四谷支店の大口の取引先である「舟町ガス」が、業務用ガス機器の欠陥を隠ぺいしていたせいでガス爆発事故が発生し、複数の飲食店が営業停止に追い込まれてしまったのだ。「舟町ガス」に150億の融資を実行したばかりだった東京第一銀行がダメージを受けた一方で、産業中央銀行は同社の融資を全額回収済みだったという。

産業中央銀行が事前に不正の情報をつかんでいたのでは—？という仮説を立てた舞と相馬は、産業中央銀行四谷支店へ、本部には無許可で話を聞きに行く。すると、刺傷事件の犯人の富樫が、事件前、産業中央銀行に「舟町ガス」の不正を告発していたことが判明、さらに、東京第一銀行にも同じ告発をしていたらしい。

舞たちが、三宅を追及すると…富樫から告発を受けていたことを認めるが、支店長の岩田康一（田中美央）が無視して融資を強行したのだと話す。舞たちの追及にしらを切る岩田支店長だったが、小夜子が証拠となる報告書を取り出して窮地に…。

「お前のせいで四谷支店は迷惑を被る！」と小夜子に逆切れする岩田支店長に舞は「この件で迷惑を被っているのは、舟町ガスの欠陥設備を押し付けられた罪もない人たちです」とお言葉を返す。すると、そこに昇仙峡（菊地凛子）が登場。舞は手柄を褒められると思うが、昇仙峡は「正義感を振りかざしていい気になるのも大概になさい」「あなたの正義がこの銀行の求める正義と一致するとは限らないということを覚えておきなさい」と冷たく告げるのだった。

昇仙峡のまさかの言葉にSNSでも舞同様に戸惑う人たちが多かったようだ。一方、「昇仙峡さん本当は褒めたかったのかも」「花咲舞さんの“正義”昇仙峡さんの心をふるわせていると思うよ」など昇仙峡の胸中を推測するコメントもあがっていた。

また今回は、舞のお決まりのセリフ「お言葉を返すようですが…」が支店長相手に2度も登場。いつもより白熱したバトルを繰りひろげた。これには「今田美桜さん今回迫力すごかったですね！」「今回の花咲舞はかなりガツンと行った」「先週はしっとりしんみりだったけど今週は二段階でクソ支店長にぶっかましてて最高だった」などの反応があった。

後日。舞たちが許可なく産業中央銀行に出向き不祥事を暴いたと知った紀本（要潤）は、面目が丸つぶれだと激怒。「我々の使命を阻害する者は、たとえ行内の者であっても徹底的に排除しろ」と昇仙峡に言い放つ。昇仙峡は舞と同じように腐った銀行を変えようとしていた今は亡き元彼・川野（平原テツ）を思い出して…。

舞の熱い思いを理解しているように見えた昇仙峡だったが、ラストでは紀本から、舞たちへ強い圧力を強いられたことで、複雑な立場に立ってしまったようだ。これには「昇仙峡さんはこれからどう動くのだろう」「過去の件と花咲達重ねてる？」「川野のようになってほしくないからという思いがあるんだろうな…」など心配の声もあがっていた。