「流れ作業みたいなところも」ダイビング中に50代観光客死亡「海のレジャーの怖さ」指摘する声多数

沖縄の「青の洞窟」入口(写真・古見きゅう/アフロ)

沖縄県で、ガイドを含む5人でダイビングをしていた50歳の女性が、開始15分後に意識を失い死亡するという痛ましい事故が起こった。

「死亡した女性は、5月26日午前11時20分ごろ、恩納村真栄田岬のダイビングスポット『青の洞窟』でダイビングをしていたところ、潜水中に意識が低下。それに気づいたガイドが海面に浮上させ、心臓マッサージを施したそうですが、そのまま意識不明となり、午後4時20分ごろ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

女性は家族と観光で沖縄を訪れていたそうで、報道によると、午前10時半過ぎからツアーガイドらとダイビングを開始。同10時45分ごろに意識を失ったそうです」(週刊誌記者)

連日、ダイバーが訪れる沖縄県の人気ダイビングスポット「青の洞窟」での死亡事故に、Yahoo!ニュースのコメント欄には、自身の経験も含めて、「海の怖さ」を指摘する声があがっている。

経験者でも過信は禁物という意見とともに、

《20代の頃、スキンダイビングに魅了され、何度も沖縄の海を楽しんできました。結婚出産でしばらくやめており、40代になって友人に誘われ再び潜りましたが…何度も潜った海なのに、なんだか得体の知れない不安と恐怖でいっぱいになって、その一回きりでやめちゃいました》

など、年齢とともに恐怖心が出てきたという声も多かった。また、 インストラクターやガイドの当たり外れを指摘する声も――。

《海のレジャーのインストラクターって、実はあんまり見てくれてないんですよね。私の時は、私を置いて自分はどんどん進んでいく人だった。ここで私が溺れたら気づかないだろうな…と思いながら泳いでました》

《ダイビングを依頼する会社も非常に大切。下手に安いところは、本当に流れ作業。これからのハイシーズンは特にそう。こんな説明で大丈夫か?と思うことある》

海は危険と表裏一体でもあることは、誰もが肝に銘じておくべきだろう。

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