古くなった壁や店舗の看板などがむき出し… 市が1店舗あたり7~9割を費用補助へ 松山市駅前整備の一環で工事スタート

愛媛県の松山市駅前で進む広場の整備事業の一環として、市駅前商店街では27日、店舗外観の改装に向けた工事が始まりました。

松山市駅前商店街で始まった店舗外観の改装工事。初日の27日は商店街の東側にあるコンビニの周りに足場を組む作業が行われました。

松山市は現在、市駅周辺の歩行者スペースを広げ、市民が集う広さおよそ1万平方メートルの駅前広場の整備を進めています。

整備の一環で商店街はおととし10月、老朽化が進んでいたアーケードを撤去したものの、古くなった壁や店舗の看板などがむき出しのままになっていました。

今回の工事では、商店街に入っている17店舗について、建物の壁を塗り直すほか道に張り出している看板を取り外し、新たにテント型の屋根を設置するなど、駅前広場と統一感のある景観整備を行う方針です。

工事費用は市が1店舗あたり7~9割を補助するということです。

(松山市駅前商店街会・寺尾賢一会長)
「これから先は、『待ち合わせと言えば市駅』。市駅で飲食や買い物をする、そういった場所になってほしい。新しく生まれ変わる市駅前に、より多くの人が来てくれることを期待している」

工事は9月下旬に完了する予定です。

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