「明日を生きるような活力になる試合を」 石山大輝選手(24)がパリパラリンピック日本代表に内定

パラ陸上界のホープ、愛媛県松山市出身の石山大輝選手(24)が、今年のパリ・パラリンピックの日本代表に内定しました。石山選手に先ほど、パリへの意気込みを聞きました。

(石山大輝選手)
「まず嬉しいなっていうを思って、これからパラリンピックに向けてパフォーマンスを上げていければと思います」

今月20日、神戸市で開かれた世界パラ陸上競技選手権大会、男子走幅跳T12クラスに出場した石山大輝選手は日本記録を更新する7m08で、銀メダルを獲得。初めてのパラリンピック出場が内定しました。

石山選手は先天性・進行性の網膜色素変性症という障がいがあり、現在、見え方は5円玉の穴ほどの視野です。

中学時代から陸上を始め、新田高校を経て聖カタリナ大学在学中にパラ陸上に転向。現在は順天堂大学大学院で競技を続けています。

石山選手は先ほどあいテレビの取材に応じ、パラリンピックへの意気込みを語りました。

(石山大輝選手)
「出場することももちろん、目標にしてたんですけど、その舞台で勝つことをしっかりできればと思ってます。同じ病気を抱えている子どもさんだったりとか、健常の方だったり、明日を生きるような活力になる試合をできればいいかなと思います」

「すごく愛媛県のみなさん応援してくださってるので、メダルに絡めるような試合・おもしろい試合をできれば良いかなと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします」

パリパラリンピックは8月28日に開幕。石山選手の活躍に期待です。

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