【杮落とし】を「かきおとし」と読むと笑われます!【読めないと恥ずかしい漢字クイズ】

聞いたことはあるけれど、漢字にすると読めない…そんな言葉ありますよね。今回ご紹介するのは、「杮落とし」。「柿」って「かき」じゃないの?と思った方、実は違うんです!

【杮落とし】は「かきおとし」ではありませんよ!

果物の「柿」の漢字に見えますが、上の写真をよーく見て下さい。ほら、違う漢字ですよね。

「柿(かき)」の右側部分は「市」のように、上部の「なべぶた」と下部の「巾」で分かれています。しかし「杮」の右側部分の縦棒は、一直線に繋がっているのです。

「杮落とし」は『新築や改装した劇場の初興行』のことを言うのですが、一体何と読むでしょう?

一度は耳にしたことがあるはずですよ…?

【杮落とし】の読み方の正解は…

=「こけらおとし」でした!

「杮」とは、『材木を削るときに出る細片や削りくず』のことで、新築や改装の際に出た木くずを工事の最後に屋根から払い落す様子から、劇場の初興行のことを「杮落とし」と呼ぶようになったそうです。本来は劇場で行われる催しに使う言葉ですが、運動施設などの開場行事に使われることも。

「柿」と「杮」の違い、覚えておくと周囲に自慢できそうですね!

まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館) ※人気記事を再編集して配信しています。

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