6月から「高柳の夜店」 伊勢の初夏の風物詩、日替わりイベントも 三重

【「高柳の夜店」のポスターを手に来場を呼びかける山下さん=伊勢市の高柳商店街で】

 【伊勢】三重県伊勢市の高柳商店街で、初夏の風物詩「高柳の夜店」が、6月1日から始まる。7月6日までの、1、3、6、8の付く日と毎週土曜の計18日間の開催。商店街に露店が並び、日替わりのイベントなどがある。

 商店街に客足が遠のく梅雨時季の呼び水にと、大正4年に始まり、今回で105回目となる。

 開催日は、全長約400メートルのアーケードに露店が並ぶ。近隣市町の特産物販売、地元のダンスグループや太鼓チームの披露、企業や団体による展示など日替わりのイベントもある。大相撲名古屋場所のチケットが当たる日本相撲協会とのコラボ企画や、期間中に浴衣姿で3回来場すると参加できる抽選会などもある。午後5―9時。イベント内容は、高柳の夜店の公式サイトで確認できる。

 コロナ禍の中止を経て再開された昨年は、期間中約12万人の来場があり、コロナ前を上回る人手でにぎわったという。商店街振興組合の山下耕規さん(26)は「今年も、多くの子どもたちに楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは同商店街振興組合=電話0596(28)1101=へ。

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