こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです!今回は、大好きな柳橋連合市場の中をウロウロしていたら、素敵なお店を発見しましたので、ご紹介させていただきますね。
福岡市民や料理人に愛され続け、近年では観光客にも人気の「柳橋連合市場」の中にある「たこやき研究所」(たこやきけんきゅうじょ)というたこ焼き屋さんです。夜に営業している「博六」というお店を間借りして営業しています。
研究歴は26年!
店主の中村さんは兵庫県出身なのですが、何度か福岡を訪れ「博多の博多の人と街が大好きになった!」という理由から、今年3月にこちらのお店をオープン!将来的には全国、全世界に出店したいと考えているそうですが、その第一歩を博多で踏み出したくて、この地を選ばれたとのことです。ようこそ福岡へ~。
オープンしたばかりなのに、なぜ「since1998」なのか、お伺いしてみると「小学5年生の自由研究で『たこ焼きの研究』を始めて、それから完全独学で色んな出汁を試したり、色んな野菜をすり込んでみたりして一番旨いたこ焼きを常に研究し続けているから」とのこと。そしてお伺い
した日はなんと!店主のお誕生日でしたので、研究歴26年になった記念すべき日でした♪
生地へのこだわりが凄い!
「たこ焼きの決め手は”出汁”!」という中村さんは、小学5年生の研究を始めた当初は、かつお出汁のみを使っていましたが、大人になって色々な出汁を仕入れられるようになってからは、いりこ、スルメ、あご、昆布、どんこ、鯛、貝柱など、各地方に行っては出汁素材を仕入れて試しました。高級食材も多く、たこ焼きへの情熱っぷりが伺えますね。
早速たこ焼きをオーダーです。トロトロが命という「たこやき研究所」のたこ焼きは、新調したばかりの銅板のたこ焼き器で焼いていきます。出汁にこだわったトロトロの液を流し込みます。
たこを入れますよ。
鉄板から溢れそうです。
くるっ。
何度か返していきます。
さらにクルクルっ。
シンプルに味わいたかったので、「しお」を選び、その中からおススメという「ペッソル」(ペッパーソルト)にしました。
ジャン!美味しそう~!
中はこんな感じでトロトロ~。
柔らかくてとろけます~。生地がおいしい。たこが入ってなくても、いくらでも食べられそうな絶品の生地です。正直トロトロのたこ焼きって他にもありますよね?単にトロトロにするだけなら水分を沢山入れればできるのですが、それでは冷めた時にペチャン・・・でも「たこやき研究所」のたこ焼きは、水分でなく山芋のすりおろしを入れてトロトロ感を出しているので、冷めても潰れないんです!テイクアウトにもぴったりですし、栄養価も高いのが嬉しいです!
ペッパーのアクセントもたまりませんでしたよ♪兵庫は「明石焼き」が有名ですから、今度は「だし」も食べてみたいです。因みにトッピングにもこだわっていますので、トッピングに迷ったら、お好みや今の気分、飲んでいるお酒や飲み物から、オススメを教えてくれます。
出張します!
小学5年生の時に、初めてたこ焼きの出張依頼があったそうですが(凄い!)、ここ福岡でも、ホームパーティなどの出張たこ焼きを予約することができます。規模は1人から120人くらいまでで、たこ焼き器や食材も全て準備してくれるので、焼く場所さえ用意すれば、どこでも焼いてくれるとのこと。
「普段実家でご飯食べる時はみんなテレビ観ながら食べてたけど、たこ焼きやる時は鉄板囲んで上手く焼けても下手でも家族で笑ってて、いつもはキッチンに立ちっぱなしのおかんもみんなと同じタイミングで椅子に座って食べれたのが嬉しかった。そんな時間がめっちゃ好きやったんです。そしたらたこ焼きおもいっきり極めて僕と関わる人たちみんなを笑わせたいと思ったんです。」ということで、こちらの笑顔!
満面の笑みに、こちらも思わず負けじと笑顔返ししちゃいました(笑)。
因みに中で食べる際は、ワンドリンクオーダー制です。
グループのお客さんは次々と色々なトッピングをオーダーして、シェアしていましたよ♪
まだまだ研究に余念がない中村さん。食べるたびに更においしくなっていく「たこやき研究所」から目が離せません♪是非食べてみてくださいね。
たこやき研究所
福岡県福岡市中央区春吉1-4-10(「博六」内で間借り営業)
11:00 - 16:00 17:00 - 21:00
定休日 月・日