アレルギーや宗教に対応した調味料開発への活用へ 大豆の代わりに雑穀などを使ったしょうゆ風調味料の研究成果発表 盛岡市

大豆の代わりに雑穀などを使用したしょうゆ風調味料の研究・開発を行う盛岡市の醤油メーカーが27日、研究の成果を発表しました。

この研究は、盛岡市の浅沼醤油店が岩手大学と協力して2018年から進めているものです。

27日に盛岡市内で行われた研究成果の発表会では、浅沼醤油店の浅沼宏一社長が大豆の代わりにアワやヒエなどを原料として造った調味料を機械で分析し味や香りを数値化した研究成果を発表しました。

研究成果は国際的な学術誌にも掲載されていて、アレルギーや宗教上の理由から大豆を食べることができない人でも味わうことができる調味料開発への活用が期待されます。

淺沼醤油店は、本格的な商品開発に向けて今後も研究を続けるとしています。

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