島根県浜田市で27日、警察車両が、県道を横断していた5歳の女の子をはねる事故が発生しました。女の子は頭などを打って救急搬送され、軽いけがの模様です。
島根県警によりますと27日午後3時40分ごろ、浜田市内の県道で、27歳の男性警察官が運転していた警察車両が、横断歩道付近を歩いて横断していた5歳の女の子をはねる事故が発生しました。
車両はワンボックスカーで、運転していた男性警察官のほかに助手席にも男性警察官1人が同乗していて、2人は県警本部所属の警察官で事故当時は勤務中でした。
はねられた女の子は頭などを打って救急搬送され、軽いけがの模様です。
事故があったのは信号機のない横断歩道付近で、浜田警察署が詳しい事故の原因を調べています。
事故を受けて、島根県警察本部の長崎憲弘監察課長がコメントを発表しました。
島根県警察本部 長崎憲弘 監察課長のコメント
「処分に関することは現在調査中であるため詳細は差し控えますが、調査を尽くし、事実に即して厳正に対処して参ります。
なお、県民の模範となるべき警察職員がこのような事故を起こしたことは誠に遺憾であり、被害者、そのご家族及び県民の皆様に深くお詫び申し上げます。
警察職員の交通事故防止の徹底を図るため、引き続き指導教養に努めて参ります」
