マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督の進退が、今後1週間以内に決まるようだ。イギリス紙『The i』が報じている。
マンチェスター・ユナイテッドの上層部は、今後1週間以内に今シーズンの総括を行うという。その際に、テン・ハフ監督の去就についても話し合いが行われる。現在、後任監督の候補として名前が挙がっているのは、ブライトンを率いていたロベルト・デ ゼルビ氏、チェルシーを率いていたマウリシオ・ポチェッティーノ氏などだ。そして、ポチェッティーノ氏とはすでに交渉を行ったとされている。
テン・ハフ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドはFAカップ優勝というタイトルを手にした。一方でプレミアリーグ8位、リーグ戦14敗、失点数58はプレミアリーグ創設後クラブワーストとなる記録だ。クラブ上層部は、同監督が2022年5月に監督に就任してから、2023－24シーズンまでの実績を総合的に判断するという。
なお、テン・ハフ監督は自身の去就について、これまでにこう語っている。
「『INEOS』はクラブのすべてを変えようとしている。そして、私とともにユナイテッドを再建したいと言ってきた。これが私に直接伝えてきたことだ」
「2シーズンで2つのトロフィーと3つの決勝戦。悪くはない。もし、ユナイテッドが私を必要としないなら、私は別の場所に行ってトロフィーを獲得する。それが私の仕事だ」
「クラブ上層部が私に毎週何かを伝える必要はない。それでも頻繁にやり取りはしている。ユナイテッドが他の監督と話し合いの場を設けた？ わからない。その質問には答えられない」
