大相撲夏場所で初優勝した津幡町出身の小結大の里(23)=本名中村泰輝、二所ノ関部屋=を祝福する懸垂幕が28日、町役場に掲示され、町民は初土俵から所要7場所の史上最速Vを果たした「郷土の星」の快挙に喜びをかみしめた。
懸垂幕は縦7メートル、横82センチで、「祝 幕内最高優勝 大の里関」と書かれている。7月1日の名古屋場所の番付発表まで掲示する。大の里の懸垂幕の掲示はデビュー以来4回目となる。
矢田富郎町長は「町民全員が大変喜んでいる。津幡町、石川県の星だ。けがをしないよう気を付け、白星を重ねて横綱を目指してほしい」と話した。