京都府の桂川と園部川が一時氾濫危険水位に 亀岡市では浸水のおそれ

京都地方気象台

 京都府南丹土木事務所と京都地方気象台は28日午後5時半、京都府中部を流れる桂川中流と園部川に氾濫警戒情報を発表した。

 28日夕方から、亀岡市の保津橋付近で、避難判断水位を超える状況が続いている。雨は夜にかけて弱まる見通しだが、少なくとも午後7時にかけて水位はさらに上昇する予測となっている。

 気象台は「これから暗くなる時間なので、川や用水路などに近づかないように」と注意を呼びかけている。

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 京都府南丹土木事務所と京都地方気象台は28日午後6時半、桂川の保津橋水位観測所(亀岡市)で氾濫危険水位に到達した、と発表した。

 堤防決壊などによる氾濫のおそれがあり、亀岡市では浸水する恐れがあるとし、市町村からの避難情報を確認するとともに適切な防災行動を取るよう呼びかけている。

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 気象庁と京都府は28日午後8時20分、警戒レベルを引き下げた。

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