ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

26日、会場で記念撮影する出場者、保護者、指導教員。(サラエボ=新華社配信)

 【新華社サラエボ5月28日】ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ大学孔子学院で26日、第17回「漢語橋」世界中高生中国語コンテストのボスニア・ヘルツェゴビナ大会決勝が開かれた。

 同大会は在ボスニア・ヘルツェゴビナ中国大使館が主催し、サラエボ大学孔子学院が実施。中国語スピーチ、中国文化芸能披露、中国語クイズの三つを審査、各教育機関での予選を経て、サラエボとバニャルカの孔子学院から6人が決勝に進出した。

ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

26日、旗袍(チーパオ、チャイナドレス)姿で「古詩を学ぶ人形」の芸を披露し最高得点を獲得したマグダレーナ・ミヤトビッチ(中国語名:張小竜)さん。(サラエボ=新華社配信)

 中国文化芸能の披露では、詩歌の朗読、歌唱、伝統武術の演武、伝統楽器の演奏、伝統衣装を身につけてのパフォーマンスなど、出場者による多彩な出し物が会場の観客の拍手と歓声を浴びていた。

 決勝ではバニャルカ地区から勝ち上がった高校2年生、マグダレーナ・ミヤトビッチ(中国語名:張小竜)さんが優勝した。サラエボ大学孔子学院のエディン・シェホビッチ(艾丁)さん、ミア・ミコ・オメロビッチ(米婭)さんがそれぞれ2位、3位となった。

ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

26日、漢服を着てダンス「繁花」を披露するアイサ(中国語名:艾莎)さん。(サラエボ=新華社配信)

 サラエボ大学孔子学院の張学忠(ちょう・がくちゅう)中国側院長は、「漢語橋」コンテストはボスニア・ヘルツェゴビナの学生が中国語や中国文化芸能を披露するプラットフォームになっていると指摘。これからもますます多くの学生が中国語や中国文化を好きになり、両国の友好交流にさらに貢献するようになると信じていると期待を示した。(記者/殷暁聖)

ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

26日、中国の伝統楽器、塤(けん)を演奏するウロシュ・ズリリッチ(中国語名:李子紳)さん。(サラエボ=新華社配信)

ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

26日、中国伝統の気功法「八段錦」を披露するエディン・シェホビッチ(中国語名:艾丁)さん。(サラエボ=新華社配信)

ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

26日、北宋時代の詩人、蘇軾(そ・しょく)の詞「水調歌頭」にメロディーをつけた「但願人長久」を歌う漢服姿のミア・ミコ・オメロビッチ(中国語名:米婭)さん。(サラエボ=新華社配信)

ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

26日、「対不起我的中文不好(中国語が下手でゴメンね)」を弾き語りで歌い、自分の中国語学習について物語るエディン・シェホビッチ(中国語名:艾丁)さん。(サラエボ=新華社配信)

ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

26日、舞台上の兄を撮影するエディン・シェホビッチ(中国語名:艾丁)さんの弟。(サラエボ=新華社配信)

ボスニア・ヘルツェゴビナで中高生中国語コンテスト決勝

26日、出場者を応援する客席の観客と保護者。(サラエボ=新華社配信)

© 新華社