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リハビリを続けているニューヨーク・メッツの千賀滉大の復帰時期が不透明だ。エースの状況は米メディアも強い関心を示しており、米紙『New York Post』は5月27日の記事で千賀の現状を伝えた。
「センガは今季、まだ1イニングも投げていない。神経の炎症のためコルチゾン注射を受けたが、復帰がいつになるのかは分からない」
千賀は現地5月27日にメディアに対応。負傷者リスト入りしている状況について、「自分自身、どういう状況か分かっていない。とても悔しい気持ちが強い。みんなの戦う姿を見ていると、早くプレーしたい気持ちになってくるのは間違いない」と心境を明かした。
同メディアは、千賀が「とても悔しい」と語ったワードに着目。「リハビリの一部内容に納得していないことを示唆しているようだ」と伝えた。
ただ、カルロス・メンドーサ監督は「意見の相違はないと思う。春季キャンプ中に離脱した際、話し合いをして全員が賛成した。彼の提案もいくつか聞いた。ふたたび投げられるようになった後、メカニクスの問題が出て、その次に上腕三頭筋の炎症が出た。特殊なケースだ」と、コメントしている。
さらに指揮官は、「チームに貢献できず、フラストレーションを感じていると思う。チームに貢献したい気持ちは理解できるが、まだ投げられる状況にない」と語り、復帰時期については明言を避けた。
構成●THE DIGEST編集部