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大雨の際に県の災害対策本部が司令塔として的確に対応できるかを試す訓練が、28日、鳥取県庁で行われました。
「特別警報が発令されましたので予定通り災害対策本部に移行します。」
大雨特別警報の発令を受けて、訓練では県の体制を警戒本部から災害対策本部に移し、応援の職員も動員して対応に当たりました。
去年8月の台風7号では、県内で道路や河川が損壊し、孤立集落も発生した鳥取県。
次々と入る情報を元に十分な体制を組んで対応できるかがこの日の訓練の目的です。
職員の役割分担を決めると、市町村などから入る断片的な情報に対応、道路の通行止め、河川の増水、どこでどんな状況になっているか一目で確認できるよう、色分けして地図に書き込みます。
避難指示、そして緊急安全確保と、災害の危険が迫ると、道路状況などから孤立状態になっている集落はないか確認を始め、情報を取りまとめました。
鳥取県危機対策・情報課 木山正一課長
「コントロールタワーとなる県庁でまずは状況を把握してきちんと応急対応につなげていけるように、まずはこの部屋の中で状況の認識を統一する。」
被害を最小限に食い止めるのが司令塔の役割。
これから雨の増える時期を前に鳥取県は気を引き締め直していました。