「議員の立場を利用して市の職員に忖度の強要をしないで」高松市議会議員がコンプライアンス研修 土地改良区発注工事を巡る贈収賄事件を受け

現職の市議会議員に対するコンプライアンス研修会が高松市で開かれました。

先月(4月)、市議が贈収賄事件で逮捕・起訴されたことを受けたものです。

(講師)
「選挙で選ばれた議員については、住民の模範として高い倫理観を持って行動することが求められている」

研修会に参加したのは、高松市議会議員36人です。当時現職だった市議が、土地改良区発注の工事で便宜を図り見返りを受けていたとして、先月逮捕・起訴されたことを受け開かれました。

講師を務めた弁護士は、議員の立場を利用して市の職員に忖度の強要などをしないよう強調しました。

(高松市議会 大見昌弘議長)
「市民の皆さまの幸せを願って議員活動をしなければならないので、信頼に応える議員でありたい、そして議会でありたいと思っています」

高松市議会では、必要に応じて研修会を開催し、議員の法令遵守を徹底したいとしています。

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