ほとんどの人がやってない。貯金を成功させる3つの秘訣は「目標設定」「期限設定」「収支管理」

将来に備えて貯金をしたいと思っても、なかなかお金が貯まらないという人も多いのではないでしょうか。

貯金を成功させるには、目標設定、期限設定、収支管理が重要です。

しかし、MoneyFixが実施したアンケート調査によると、50%以上の人が、貯金の目標額や期限を決めていないことがわかりました。

また、毎月の収支を把握できている人も少ないようです。

この記事では、貯金を成功させるための3つの秘訣である「目標設定」「期限設定」「収支管理」について解説します。

貯金の目標額や期限を決めて、収支を把握している人は少ない

MoneyFixでは、LINE公式アカウントの友だちを対象に「貯金に関するアンケート調査」を実施しました。

預貯金の目標額を決めているかについては、「決めていない」(52%)が最も多く、「なんとなく決めている」(34%)、「明確に決めている」(14%)と続きました。

目標金額を明確に決めている人は、15%に満たないという結果でした。

預貯金の目標額を決めている人の「目標金額」については、「2000万円以上」(28.4%)が最も多く、「100万~300万円未満」(14.2%)、「500万~1000万円未満」(13.9%)と続きました。

「老後2000万円必要」といわれている中、2000万円以上の貯金が必要と考えている人が最も多い結果となりました。

そのほかの目標金額については、ばらつきがあるようです。

預貯金をする期限については、「決めていない」(64.5%)が最も多く、「10年以上」(14.8%)、「1年~5年以内」(9.5%)と続きました。

10年以上の長期目標を設定して貯金をしている人もいましたが、多くの人は「期間設定」をしていないことがわかります。

毎月の収支を把握しているかについては、「大まかに把握している」(55%)が最も多く、「すべて把握している」(22%)、「全く把握できていない」(14%)と続きました。

毎月の収支をしっかり把握できているのは、5人に1人という結果でした。

貯金を成功させるための3つの秘訣

調査の結果、貯金について「目標設定」「期限設定」「収支管理」のいずれについても、できていない人が多数派ということがわかりました。

しかし、貯金を成功させるには「目標設定」「期限設定」「収支管理」を行うことが必須です。

それぞれのポイントについて、確認しましょう。

目標金額を設定する

目標金額の設定は、毎月いくら貯金をしたらいいのか逆算するために必要です。

目標金額を設定していないと、月々の貯金額が明確にならず、お金が貯まりにくくなります。

また、「100万円貯めて投資を始めたい」「老後資金のために2000万円貯めたい」など、目標が明確になっていると、モチベーションの維持にもつながります。

期限を設定する

期限を設定することで、毎月いくら貯金をしたらよいかが、より明確になります。

例えば、1年後までに100万円を貯金したい場合は、毎月約8万3000円貯めればよいことになります。

また、数百万円、数千万円など大きな金額を貯めたい場合は、時間が経つと目標期限が曖昧になってしまうことがあります。

「いつまでに〇万円」など、細かく期限の設定をしておくと、貯金を続けやすくなります。

収支を管理する

目標金額や期限を設定しても、自身の収支が明確になっていないと、貯金額や生活費が不足してしまう可能性があります。

目標金額が、生活するのに無理のある金額であれば、見直しが必要です。

家計簿をつけて、毎月いくらの収入があり、何にいくらお金を使っているのかをしっかりと把握することは、お金を管理するうえで必須条件です。

なお、収入が少なく、貯金に回すお金の余裕がない場合は、こちらの記事も参考にしてください。

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調査概要

  • 預貯金に関するアンケート
  • 【調査実施会社】株式会社ウェブクルー
  • 【調査期間】2024年4月5日(金)~2024年4月11日(木)
  • 【調査方法】MoneyFixのLINE公式アカウントでのアンケート
  • 【調査人数】1,410人

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