働く人の健康作りを促進 広島労働局と「協会けんぽ」が包括連携協定

広島労働局と協会けんぽ(全国健康保険協会)広島支部は、働く人の健康づくりを推進しようと包括連携協定を締結しました。

締結式では広島労働局の釜石局長と協会けんぽ広島支部の松原支部長が協定書に署名しました。

連携する内容は、健康診断の受診率の向上やメンタルヘルス対策の推進など12項目です。

企業は年1回、従業員の健康診断を義務づけられていますが、協会けんぽ加入企業の受診率は60パーセント未満にとどまっているということです。

協会けんぽ 広島支部 松原真児 支部長
「広島労働局と一緒になって推進すると、より幅広く経営者に健康増進のメッセージが伝わる」

広島労働局 釜石英雄 局長
「労働者の健康保持が進み、労働災害の防止につながると考えている」

協会けんぽは「協定締結が健康診断の受診や特定保健指導実施の後押しになることを期待する」としています。

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