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山陰最大級の「メガドンキ」が、28日、オープンの日を迎え、店内は朝から大混雑となりました。
「驚安」を感じる商品の数々に客は大興奮。
ただ、中には店が広すぎて、迷子になってしまった高校生もいたようです。
土江諒 記者
「きょうは朝からあいにくの雨模様となったが、ご覧ください、皆さん傘をさしての大行列となっています」
28日朝、600人以上の大行列となっていたのは「MEGAドン・キホーテ米子店」です。
客(高校生)
「自分は朝の5時くらいで、1番の人がきのうの夜の10時。ごちゃごちゃしたドンキ特有の雰囲気を味わいたい」
そんな先頭の高校生にはサプライズでドン・キホーテの公式キャラクター「ドンペン」が手渡されました。
迎えた午前9時。
「…3・2・1、オープンでーす」
「いらっしゃいませー!いらっしゃいませー!」
オープンするや否や多くの客が向かったのは食品コーナー。
「メガ盛り」「ギガ盛り」など、ドンキ自慢の大容量の商品はもちろん、特に人気を集めていたのがオープン記念の特別商品です。
客
お父さん、盛り盛りですね!「はい!」今何個くらい?「26個かな!」
中にはこんなものも…。
土江諒 記者
「様々なメガ盛り商品販売されているんですが、中でも注目なのがこちら。驚大です。境港産の本マグロ1本30万円です」
相場よりも20万円ほど安く、本マグロが1本丸ごと販売されていました。
さすがの「驚安」を感じる商品の数々に、客は。
客
「かなり安いですよ。驚安のものとか今だけの安いものを選んで買ってます」
「色々安くて止まらなくて。きょうの為にお金もいっぱい持ってきた。4万円くらいまでなら」
ところで、フードコートの一角にはこの場所で長年愛された「ホープタウン」の写真が飾ってあります。
旧ホープタウンは1982年・昭和57年に開業。
長年、地元密着型の商業施設として地域住民とともに歩んできました。
しかし、ドラッグストアなどの進出による客足の減少や、コロナ禍での消費落ち込みなどで業績が悪化。
おととし39年の歴史に幕を下ろすと、米子市内の企業が店舗開店に向け準備を進め、「メガドンキ」に生まれ変わりました。
MEGAドン・キホーテ米子店 尾角 達也 店長
「緊張とワクワク感で身も引き締まる思い。地域の皆様に支持されるお店を目指して、日々頑張っていきたいと思う」
かつてのホープタウン常連客も店の開店を歓迎します。
客
「これだけ(家から)近いとありがたいですね」
「(ホープタウンが無くなって)寂しい感じがしたけど、これだけ大きになってー。利用します」
ドンキホーテといえば営業時間が長く客層が若いイメージもありますが、オープン初日は幅広い客層の来店がありました。
MEGAドン・キホーテ米子店 尾角 達也 店長
「10代からシニア世代まで、全世代対応する業態がMEGAドン・キホーテなので、幅広いお客様のニーズに応えていきたい」
取材を進めていると取材班、先頭に並んでいたグループの1人を見つけました。
客(高校生)
「はぐれちゃいました。焼き芋をかごに入れて、一階のレジで買ってフードコートで食べていたら、はぐれちゃいました」
なんと、焼き芋を1人で食べていたら店が広すぎてはぐれてしまったとのこと!
しばらく探すと…
客(高校生)
「あ!いましたね」
無事発見。
グループの他のメンバーはゲームセンターのクレーンゲームを楽しんでいました。
3階には専門店も併設していて、1日中遊べるのが「メガドンキ」の特徴でもあります。
昨夜から並びトップバッターで入店した高校生は…
客(高校生)
「すぐ帰って寝たいくらいです。(もらったドンペンを)抱いて…こんな感じで」
営業時間は午前9時から深夜0時まで。
800台を超える駐車スペースがありますが、店では混雑緩和への為、公共交通機関も利用してほしいと呼び掛けています。