【能登半島地震】和歌山市の「休暇村紀州加太」が日赤和歌山県支部に義援金

和歌山市の宿泊施設「休暇村紀州加太()(かだ)」が、能登半島地震の被災地支援に役立てて欲しいと、きょう(28日)日本()赤十字社・和歌山県支部に義援金を贈呈しました。

義援金贈呈のもよう(左:義本総支配人・右:志場事務局長・5月28日・日赤和歌山県支部・写真提供:休暇村紀州加太)

休暇村紀州加太では、元日の能登半島地震を受けて、フロントに募金箱を設置し、利用客らに義援金への募金を呼びかけたところ、およそ8万円の浄財が集まりました。

きょう午後、和歌山市吹上の日赤和歌山県支部に休暇村紀州加太の義本英也(よしもと・ひでなり)()総支配人が訪れ、日赤県支部の志場紀之()(しば・のりゆき)事務局長に義援金を手渡しました。

義本総支配人は「うちでも何かできないかと思い、フロントに募金箱を設置したところ、多くの人から協力して頂いた。休暇村は能登半島南部の石川県羽咋市(はくいし)()にもあり、いまも半島の北部では支援が行き届かないと聞いているので、少しでも力になれたら」と話しています。

日赤県支部の志場事務局長は「発災からかなり時間が経過したが、復旧・復興にはまだまだ時間がかかっていて、過疎化などの問題もあいまって、大変な状況だ。頂いた義援金が現地の復興の取り組みへの勇気の一助となればと思う」とお礼を述べ、ただちに石川県へ届ける考えを示しました。

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