「各当事国は情勢緩和に尽力すべき」 半島問題で李強首相指摘

 27日開かれた第9回中日韓首脳会議に出席した中国の李強・首相は朝鮮半島問題について次のように指摘した。

 目下、朝鮮半島情勢が緊張を続けるなか、各当事国は建設的な役割を果たして情勢の緩和に力を尽くし、早期に対話を再開し、朝鮮半島問題の政治的解決のプロセスを前進させ、地域の平和と安定を守らなければならない。中日韓はそれぞれの発展の優位性を生かし、東南アジア諸国連合(ASEAN)など地域諸国のニーズを積極的に取り入れ、地域協力の新たなエンジンを構築しなければならない。手を携えてASEAN・中日韓(10+3)協力の勢いを高めなければならない。中国としては韓国、日本とともに人類運命共同体の構築を積極的に推進し、手を携えて地域と世界の長期安泰を維持したいと考えている。〔ソウル5月27日発新華社=中国通信〕

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