「すごく満足」終盤はスタメン外しも...今季の久保建英にソシエダ指揮官が賛辞。プレー以外で「すごく評価できる」と称えた点は?

久保建英は7ゴール・4アシストでレアル・ソシエダで2年目のシーズンを終えた。

シーズン序盤は好調だったものの、アジアカップ参戦の疲労もあったのか、後半戦は1ゴールのみとなった。

シーズン終盤には、スタメンから外す試合もあったイマノル・アルグアシル監督は、日本代表MFの今季をどう評価しているのか。

5月28日、翌日の東京ヴェルディとのフレンドリーマッチに向けて、ソシエダが千葉県内で調整を行なったなか、取材に応じたアルグアシル監督は、久保の今シーズンについてこう評した。

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「シーズン最後の方は出たり出たかったりはありましたけど、シーズンはそもそも長いものなので。シーズン最初の方は素晴らしいプレーをしていた。チームの成績にも彼のプレーが影響していた」

スペイン人指揮官は「シーズンは長く、日本代表やチャンピオンズリーグなど、いろいろな試合がたくさんあったので、そういう意味で彼のプレーに疲労具合が影響したと思っている。シーズンを通してという意味では、彼のプレーにすごく満足している」と続けた。

さらに「彼のチームへの貢献はプレーだけでない」と話し、こう称えている。

「例えば、日本代表でプレーした後に疲労があるにもかかわらず、チームに戻ってすぐプレーをしてくれる。そういうような彼のチームに対するひたむきさも素晴らしい影響を与えているし、そういうところもすごく評価できる。とても満足している」

常にチームのために戦いたいという久保の姿勢に、感服しているようだ。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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