まんがロード、絶景満喫を 氷見キトキトウオーキング 10月27日に全3コース

昨年の大会で、まんがロードの雰囲気を楽しむ参加者=氷見市伊勢大町

 氷見市や富山新聞社などでつくる「氷見キトキトウオーキング」の実行委員会は28日、市役所で初会合を開き、今年の大会を10月27日に全3コースで実施することを決めた。氷見市出身の藤子不二雄Ⓐさん(元富山新聞記者)の作品キャラクターに出会える「まんがロード」や風光明美な自然が楽しめるルートとなり、ふるさとの魅力を参加者に体感してもらう。

 市ふれあいスポーツセンターを発着点に、12キロの「氷見海岸とまんがロード」、6キロの「まんがロード満喫コース」、3キロの「ゆったりファミリーコース」の3コースを用意する。

 12キロコースは、阿尾城跡から「ひみ番屋街」、比美乃江大橋、市漁業文化交流センター、まんがロード、上日寺、見晴らしの丘を巡る。6キロコースはまんがロードをたっぷりと楽しめる設定で、家族向けの3キロコースは氷見高、見晴らしの丘を回る。

  ●完歩で「ととぼち汁」

 大会は日本ウオーキング協会認定大会のオールジャパン・ウオーキングカップとして開催され、3キロコース以外は2本の専用ポールを持って歩く「ノルディック・ウオーキング」の愛好者が参加できる。

 県ノルディック・ウオーキング協会と連携し、教室を初めて開催するほか、20回の節目の開催となることから、完歩した参加者全員に魚のすり身が入った「ととぼち汁」を提供する。お楽しみ抽選会も実施する。

 参加料は全コース同一料金で氷見市民500円(高校生以下は無料)、市民以外は1千円(高校生以下は500円、3歳未満は無料)。参加申し込みの受け付け開始は8月ごろを予定する。問い合わせは市スポーツ振興課=0766(74)8446=まで。

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