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【新華社天津5月29日】中国天津市の天津国際クルーズ母港で24日、旅客2400人余りを乗せたバハマ船籍のクルーズ船「コスタ・メディタラニア」が寄港した。旅客のうちカザフスタンやロシア、インド、マレーシアなどの外国人観光客約800人が、新たな入境政策による利便性を享受し、速やかに入国して観光を開始した。
中国国家移民管理局は15日、中国にクルーズ船で入境する外国人の団体客を対象に査証(ビザ)免除政策を全面的に実施すると発表。同時に、乗客の入国審査や乗務員の上陸などを迅速に行うなど、クルーズ産業を発展・促進につながる複数の措置を講じた。
今回の外国人観光客約800人は、入境カードの記入や指紋採取、入境スタンプの押印が免除され、入国手続きにかかる時間を従来より約3分の1短縮することができた。(記者/李帥)