住吉コッコデショ 7年ぶり復活へ 10月にまつり、保存会が担ぎ手募集 長崎

2007年の住吉まつりで披露された住吉コッコデショ=長崎市中園町

 長崎市の住吉コッコデショ保存会(園田忠義会長)は10月13、14日に開く住吉まつりで、呼び物の「住吉コッコデショ」を7年ぶりに披露する。昨年、担ぎ手が不足し断念した経緯があり、同保存会は「今年こそ復活したい」と新たな担ぎ手などを募集している。申し込みは6月中旬まで。
 住吉コッコデショは、長崎住吉中園商店街振興組合青年部がまつりをさらに盛り上げようと、1995年から3年に1度披露している。しかし、2017年の出演後、新型コロナウイルスの流行などで中断。昨年、復活を目指したが、44人を必要とする担ぎ手が30人弱しか集まらずに見送った。
 募集するのは▽担ぎ手(高校生以上で体力に自信のある男性)▽太鼓を打つ子ども(太鼓山、小学4~6年で身長約130~145センチの男子)▽さい振り(小学5年~中学生で身長約140~155センチの男子)。練習は7月上旬から毎週月、水、金曜の午後7時半~9時半、長崎市住吉町の住吉中央公園で予定している。

担ぎ手などの参加を呼びかける山口代表=長崎市住吉町、山口鮮魚店

 総指揮者を務める山口鮮魚店の山口義和代表は「練習に参加できれば、どの地域からでも申し込み可能。今年は絶対に披露したい」と話した。申し込みなどは住吉コッコデショ広報部の清水義久さん(電090.3328.9287)

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