ボクシング=元王者タイソン、機内で緊急手当 潰瘍が再発─報道

[28日 ロイター] - ボクシングの元ヘビー級王者マイク・タイソン(57)が米国内でのフライト中に潰瘍が再発し機内で緊急手当を受けたと、複数の米メディアが報じた。

代理人がニューヨーク・ポスト紙に明かしたところによると、タイソンは26日にマイアミからロサンゼルスに向かう機内で「潰瘍が再発し、着陸30分前に吐き気とめまいを覚えた」という。

インタッチ誌は関係筋の話として「医師を探す機内アナウンスが流れ、各座席のスクリーンにもその旨が表示された」と伝えた。その後、救急隊員が機内に乗り込み、処置を行ったという。

2005年に引退したタイソンは、7月20日に米テキサス州アーリントンで開催されるエキシビションマッチでリングに復帰予定。ユーチューバー兼プロボクサーのジェイク・ポール(27)との米国勢対決に臨む。

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