子どもたちに暑い夏を乗り切ってもらおうと、千葉県船橋市の小中学校に5月29日、「ゴーヤの苗」が贈られました。
この取り組みは2011年から毎年行われているもので、29日は県内の造園業などで構成する協会から船橋市に約200株のゴーヤの苗が贈られました。
ゴーヤの苗は、約2か月で4~5メートルほどの高さまでツルを伸ばすということで、建物の窓を覆い日光を遮る効果があることから「緑のカーテン」の役割が期待されています。
船橋市は、2050年までにCO2の排出量を実質ゼロとすることを目標としていて、苗はこの後、市内の小中学校などあわせて約20校に配られるということです。
船橋市の担当者は、「2024年も非常に暑い夏が予想される。ゴーヤで涼んでもらい、環境を考えるきっかけになれば」と話しています。