“ゴルフの街”市原市 地元高校生が職場見学「働きたい気持ち出てきた」

“ゴルフの街”市原市 地元高校生が職場見学

 全国屈指の「ゴルフの街」として知られる千葉県市原市で5月29日、地元の高校生がゴルフ場で働く人たちの職場を見学しました。

 市原市のゴルフ場「立野クラシック・ゴルフ倶楽部」を訪れたのは、県立市原緑高校の2年生と3年生、あわせて18人です。

 高校生たちはゴルフ場の担当者の案内で、フロント裏の事務所やバックヤードなどを見て回ったほか、コース整備の仕事を間近で見学し、職人の繊細で丁寧な仕事ぶりに驚いている様子でした。

 また、来場者のプレーに拍手を送ったり、広大なグリーンを背景に写真を撮ったりして、普段はなかなか訪れないゴルフ場の雰囲気を楽しんでいました。

 市によりますと市原市には、全国で最も多い33のゴルフ場があり、職場見学は、ゴルフに関わる人材の確保と育成を目指して、市原市と市原商工会議所が毎年実施しています。

参加した生徒は―
「自分の可能性を広げようと思って、自分は部活も何もやっていないので、ゴルフ場を体験して少しでも進路に生かそうと思って参加した。すごくスタッフの方々の距離が近く親しみやすいので働こうかなという気持ちが少し出た」

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