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バスケットボール男子Bリーグで初優勝した広島ドラゴンフライズの選手たちが29日、地元の広島市へ凱旋(がいせん)した。JR広島駅では市民やファンから熱烈な祝福を受けた。
同駅の改札前には、200人を超すファンたちが詰めかけた。午後1時すぎ、カイル・ミリング監督を先頭に選手やスタッフたち約20人が現れると、大きな拍手が起こり、「ありがとう」「おめでとう」などと声がかけられた。選手たちも手を振ったり、ファンとハイタッチを交わしたりした。
改札口周辺では駅員がユニホーム姿で出迎え、構内には「優勝おめでとうございます!」との看板も掲げられて祝福ムードを高めた。
夜勤明けで駆け付けた広島県海田町の公務員石川和男さん(46)は、妻と通路最前列で応援グッズのタオルを掲げて出迎えた。「勝ちじゃけえと声をかけたら、監督が拳を突き上げてくれた。直接お祝いできて良かった」と声を弾ませた。
駅近くで仕事があった広島市南区の郵便局長大須久史さん(58)は「優勝で広島中が盛り上がったと思う。お疲れさま、ありがとうと伝えた」と感慨深そうに話した。