『マウンテンドクター』檀れい、八嶋智人ほかMMT(マウンテン・メディカル・チーム)全キャスト解禁!

7月期の月10ドラマ『マウンテンドクター』に、檀れいさん、八嶋智人さん、近藤公園さん、トラウデン直美さんが出演することが発表されました。

杉野遥亮さんが主演を務める『マウンテンドクター』(カンテレ・フジテレビ系)。

『マウンテンドクター』は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく様子を、圧倒的なリアリティとスケール感で描く、長野県松本市を舞台にした山岳医療ドラマです。

今回解禁となった3人は、過酷な大自然を相手に己の知識と技術だけを頼りに目の前の命をつなぐ“山岳医”を演じる、杉野遥亮さん、大森南朋さんと同じ病院に所属し、日々命に向き合う医療従事者たち。

<役どころ紹介> <役どころ紹介>

檀さんが演じるのは、主人公の宮本歩(杉野遥亮)が赴任する信濃総合病院の院長・松澤周子(まつざわ・しゅうこ)。

親の跡を継いで信濃総合病院の院長となりましたが、自身が医大生だったころに、同学年の江森岳人(大森南朋)と出会います。

過去のある出来事をきっかけに、山岳医療の充実、医療・救助が一体となった体制が必要だという考えに至り、院内で山岳診療に力を入れ始めます。そして、山岳医療チーム“MMT(マウンテン・メディカル・チーム)”を発足させます。

病院へのレスキューヘリの導入や、各所との速やかな連携がとれるシステム作りなど、山岳医療の新しい未来に向けても奔走。山の素晴らしさと怖さの両方を知る歩が、この先の山岳医療の未来を切り拓く人材だと思っています。

檀さんがカンテレのドラマに出演するのは『美しい隣人』以来、実に13年ぶりのこと。杉野さんとは、今年7月放送の『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』(WOWOW)でも、親子役で共演します。

八嶋さんが演じるのは、信濃総合病院の救命救急医・小宮山太(こみやま・ふとし)。

救命救急のチーフ医師で、スキルも経験も豊富。救命救急の仕事にプライドを持っているため、山岳医療に対して懐疑的で、協力的ではないのが基本スタンス。

山で起こった事故や病気の対応も、救命救急の現場で対応したらいいと思っています。

MMTのメンバーに選ばれたことを不服に思っていますが、院長(檀れい)発のプロジェクトであり、院長から直々にリーダーに指名されたことで、出世に欲を出して参加。この勢いで、副院長の座を狙っています。

院長の前では「山岳医療を発展させるため!」と宣言しながら、裏では山岳医療に長けた歩(杉野)にすべて任せればいいと思っていましたが、山岳医療に必死に取り組み、患者と向き合おうとする歩や、山岳事故で運ばれてきた患者を救うことを通じて、徐々に考え方が変化していき…。家では、恐妻家な一面も。

近藤さんが演じるのは、信濃総合病院の循環器内科医・掛川康二(かけがわ・こうじ)。

神経質かつ雑学を披露しがちで、MMTの中で若干面倒くさがられていますが、医師としての腕は確か。紫外線が嫌いで、登山や、MMTが行う山小屋診療所の勤務に否定的ですが、次第にチームへコミットしていきます。

トラウデンさんが演じるのは、信濃総合病院のオペ看護師・平早紀(たいら・さき)。

オペ専門のため、救命救急医の小宮山(八嶋智人)と行動をともにすることが多いのですが、小宮山をうっすらイジっている感じも。

オペ看護師としては優秀であり、小宮山や歩(杉野)のオーダーにも即座に対応。病院イチの噂好きで、歯に衣を着せない発言や、思ったことをすぐ口にする、あっけらかんとした性格。

トラウデンさんは、今作が、連続ドラマ初レギュラー出演となります。

『マウンテンドクター』は、7月8日(月)スタート(初回15分拡大)!毎週月曜22時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。

<檀れい コメント> <檀れい コメント>

――オファーを受けたときは、どう思いましたか?

カンテレさんのドラマに出演させていただくのは『美しい隣人』以来で、子どものころから日常的に触れてきたテレビ局なので、お声がけいただけたのはすごくうれしかったです。

オファーを受けうれしいのと同時に、任されるという責任感も生まれ、みんなで一つになって良いドラマにしたいなと強く感じています。

今回は、山岳医療という分野にドラマとして切り込んでいくので、視聴者の方にもとってもすごく新鮮に目に映るんじゃないかと思います。

――影現場の雰囲気はいかがですか?

とても楽しいですし、監督はじめスタッフのみなさん、そして俳優部のみんながそれぞれこの作品を大事にしているのがすごく伝わってきて、ステキな現場に参加することができて幸せだなと思っています。

――檀さん演じる、松澤周子について教えてください。

(魅力は)包容力だと思います。私が演じる周子は、歩(杉野)に対して、普通の医師とは違う、山の恐ろしさも山の素晴らしさも理解しながら、ちゃんと患者に寄り添っていける医師になれると、早い段階で見抜いてるんですね。

そして周子は、たとえ彼が失敗をしても、それをすべて包み込む覚悟を持っている。彼がやろうとしていることを、「大丈夫、私が責任を持つから」 と背中を押すその強さ・包容力は、上に立つ人間として、とっても魅力的だなと思います。

このドラマは、山岳医療の可能性を開こうとしているドラマですが、周子自身もなぜそこに思いを馳(は)せているのか、また主人公の歩がどういう思いで山岳医として成長していくのか、新たな驚きと発見もあると思いますので、楽しみにしていただけたらと思います。

山岳医療にはいろんな課題がある中で、周子はそれを前に進めていかないと現状は変わらないんだ、という強い思いも持っている女性です。

――杉野さんの印象は?

杉野くんとは、去年の4月に、ドラマの撮影で初めてご一緒させていただいて。今回は院長と新人の山岳医という関係性ですが、そのときは時代劇で親子役で、こんなに早く再共演できると思っていなかったです。

今回は関係性も違いますが、前回の信頼関係があるので、また新しく一緒に作品作りができるのは本当にうれしいです。

彼にとって、またこの作品が良い作品になればいいなと思いますし、いつも心の中で「頑張れ!」「疲れてない?」と思いながら応援しています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

今までまったく目にしたことがない医療ドラマになると思います。自分の思いを遂げようと奔走する歩(杉野)や江森先生(大森)をはじめ、山岳医療チームにも個性豊かなメンバーがそろっているので、どのシーンも楽しく仕上がっているはずです。

また、舞台である長野県松本市の自然の美しさも楽しんでほしいなと思います。

実は、主演映画で松本に3週間程滞在したことがありまして、撮影が終わったときに「長野県に住みたいな」と思うくらいステキなところだと感じました。

みなさんにも、雄大な山岳の風景や大自然の美しさにも触れていただきたいですし、山の素晴らしさ・怖さを、山岳医療をドラマを通して知っていただけたらうれしいです。

<八嶋智人 コメント> <八嶋智人 コメント>

――オファーを受けたときは、どう思いましたか?

まず、山岳医療というジャンルを初めて知り、驚きました。台本を読んでいると、山ならではの特殊な環境、病気、ケガなど、医療現場の常識とは違う、自然の中でのアクシデントは想像を超えたところに出てきたりするんだなと、すごくリアリティがあって面白い内容だと思いました。

これまで僕は医療関係の作品で、プライドの高いヤツの役などをたくさん演じてきましたが(笑)、救命救急というジャンルでいえば、デビューして間もないころに研修医役をしたので、今回は救命救急のチーフ医師役ということで、ずいぶん成長したなと思います(笑)。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

今回は、山岳医療チームとはいえ、役的に衣装の色もみんなバラバラですし、そんなバラバラの人たちが集まってどうチームになっていくのかがすごく楽しみです。

僕自身は、いつでも楽しくいたいですし、何より現場が大好きなので、撮影を重ねていくなかで最高のチームになっていけたらいいなと思います。

――八嶋さん演じる、小宮山太について教えてください。

院長に媚(こ)びへつらい、下の者には偉そうにし、プライドが高く、恐妻家で…自分に近い感じでしょうか(笑)。実際の奥さんとも、教祖と信者のような関係です(笑)。

俳優の方が台本に合わせていかなきゃいけない職業ではありますが、今回そういう意味ではちょっと僕に近しい役なので、入りやすい台本です。

ただ、医療の現場に向き合ったときには、目の前の患者を救うんだという医者の初期衝動は持ち合わせている役だと思うので、そこを忘れていない小宮山の根本的な部分も大事に演じていきたいと思います。

そして、救命救急医としては経験を重ねてきたけれど、山岳医療に関しては新人で、新しいことを始めることの難しさを感じる役でもあります。

プライドが高く、「山岳医療ってめんどくせえな」と思っている小宮山がどう変化していくのか、そんなキャラクターの変化も見せどころなのかなと思います。

――杉野さんの印象は?

ふわっとしている癒し系男子です。でも、現場ではすごく一生懸命に台本を読み込んで、お芝居にとても誠実に向き合っている方だと思います。

今回は主演として、ド真ん中で物語を背負い大変かと思いますが、悩みながら成長していく姿は、演じる歩の役を体現しているようにも思います。

杉野さんはすごく好感度が高いし、役に真摯に向き合うので、僕がちょっと脱線しても、視聴者のみなさんは、その主軸のお話に戻りやすいんじゃないかな。

群像でのシーンのときには、自分はふざけていいんだ、と安心しちゃってます(笑)。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

「山岳医療」という分野が確立していく最中のもので、そんな新しいことにチャレンジして、トライアンドエラーもたくさんあるという状況で、それぞれの人間のあり方・関わり方が出てくるので、多方面から楽しめる人間ドラマになっていると思います。

登山ブームですが、山での楽しいレジャーの裏側には危険なこともあるよという、誰しもが忘れがちな自然との向き合い方が伝わればうれしいですし、そこでトラブルになった人を救うこのドラマを見ていただいて、個々人の把握している世界が今よりちょっとでも広がったらいいなと思います。

悪戦苦闘してチームになっていくドラマはたくさんありますが、作品ごとにそこにしかない化学反応があると思います。

今回は、僕らなりの化学反応でチームになっていくので、視聴者の方もその一員になって見ていただけたらうれしいです。

<近藤公園 コメント> <近藤公園 コメント>

――オファーを受けたときは、どう思いましたか?

山岳医療という、あまり聞き慣れない題材だったので、興味深く、ワクワクしました。

脚本には、山の素晴らしさはもちろん、怖さもしっかりと描かれています。人は命を落とす危険性があるにも関わらず、山に魅了され、登ります。

登場人物たちも、各々の事情、山に対する思いや悩みを抱えていますが、もがきながら向き合っていく様子を丁寧に娯楽性を持たせながら描かれていて、見応えのある面白い作品になると思います。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

八嶋先輩が率先して楽しいムードを作ってくださるので、ただただ乗っからせていただいています(笑)。

救命のシーンなどは、どうしても緊張感があるものですが、皆で協力しながら良い雰囲気で、スタッフさんも含めて、いいチームワークができています。

――近藤さん演じる、掛川康二について教えてください。

神経質で理屈っぽくて、うんちく好きで。山岳医療チームに配属されたにも関わらず、「紫外線は百害あって一利なし」と、山に行きたくないとごねる、めんどくさい人です(笑)。

歩(杉野)やチームの皆と関わっていくなかで、山との距離感も変わっていくのでしょうか。

ちょっと偏屈なクセのあるキャラクターが、ドラマの中でスパイスになればいいなと思いながら演じています。

――杉野さんの印象は?

真面目、素直、ストイックという印象です。現場では常に「歩」という役と向き合い続け、どうしたらこの作品をより良くできるかを探り、それをちゃんと提示してくれる。

その素直さ、正直な感じって、作品の中心にいる人にとって大事なことだと思います。その芝居に対する姿勢を見ているだけで、ついていこうと思えますし、愛すべき座長です。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

救命現場の緊迫感と、日常のほっこりするような時間とのギャップを楽しんでもらえたらと思っています。

八嶋さんと一緒に遊んじゃっているようなところもありますが(笑)、そんな空気感も楽しんでもらえたら。

このドラマを見て、山に興味を持ち、MMTと一緒に準備や予防の大切さも学んで、安全に登山をしてもらえたら、うれしいですね。

<トラウデン直美 コメント> <トラウデン直美 コメント>

――オファーを受けたときは、どう思いましたか?

オファーをいただいてびっくりしたのですが、お芝居の仕事をしたいという気持ちが以前からずっとあったので、とにかくうれしかったです。

連ドラのレギュラー出演は初めてで、至らないところが多々あるなか、すごく学びの多い毎日で楽しいです。

私も山や自然が好きなので、自然と人の距離が近い今の時代、今回の「山岳医療」というテーマは、すごくステキだなと思います。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

現場に入る前はすごく緊張していたのですが、スタッフさんを含めみなさんがあたたかい雰囲気を作ってくださっていたので安心して臨めました。

八嶋さんが中心となって、常に笑いが絶えないいい空気感で、いつも現場に向かうのが楽しみです!

――トラウデンさん演じる、平早紀について教えてください。

一見、早紀はゴシップ好きで、すごくちゃっかりした性格に見えますが、やるべきときはちゃんと真面目に的確に仕事に取り組むタイプです。

と思ったら、ずっとグミを食べていたり、小宮山先生をうっすらイジったり…(笑)。

そんなチャーミングで明るいところも愛すべきキャラクターなのかなと感じますし、表現できたらと思い、頑張っています。

――杉野さんの印象は?

MMTとしてチームでの撮影が進んでいくと、チーム内の阿吽(あうん)の呼吸みたいなものが生まれる場面があって、そんなとき杉野さんが、いかにすべてに目を配っているのかがすごくよく見えてきます。

やっぱり座長ってすごいなと思いました。ものすごく丁寧に役に向き合っていらっしゃる印象で、作品やチームはこんなふうに作っていくものなのだとすごく勉強になりますし、頼もしいです。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

山の景色などの映像美は絶対に見どころだと思いますし、だんだんとひとつのチームになっていくMMTの結束を見てほしいなと思います。

みんなそれぞれの分野のプロだけど、最初はバラバラで。MMTがあるからこそ救える命があるのだと一人ひとりが感じ、変わっていくその変化に胸が熱くなります。

夏の時期、もしかしたら山に登る人も多いかもしれませんが、ドラマを楽しみながら、何か少しでも、みなさんの気づきにもなったらいいなと思っています。

<杉野遥亮 コメント> <杉野遥亮 コメント>

檀さんは、以前は僕の母上役で、今回は院長役で。凛として品がある方なので、院長としても非常に説得力があります。一緒にお芝居できるのがうれしいですし、二度目の共演も楽しんでいます。

八嶋さんとは、過去に3度ほど共演させていただいていて、今回もMMTチームを盛り上げてくださるので、すごく頼りにしています。

近藤さんとは初めましてだったのですが、近藤さんの役も本当に個性的ですよね。一緒に山を登るシーンもあるので、楽しくできたらいいなと思います。

トラウデンさんは、コメンテーターもされていて博学な方ですよね。気づいたらグミを食べていたりとか、なかなかクセのある役どころでもあると思うので、違った角度からも作品を盛り上げていただけたらうれしいです。

僕自身、今回の作品に入るにあたって、撮影以外でも、山に向き合うトレーニングや医療に関することなど、いろんなことをドラマチームのみなさんとたくさんお話させてもらっているので、そういう時間も自分の中ではいい時間だな、ありがたいなと思いながら過ごさせてもらっています。

作品は本当にみんなで作っているから、誰か一人欠けてもいけないと思って臨んでいます。

『マウンテンドクター』、最後まで良い時間を過ごせるように、視聴者のみなさんに良い作品をお届けできるように、一生懸命頑張りたいです。

<作品概要> <作品概要>

『マウンテンドクター』

放送日時:7月8日(月)スタート!(初回15分拡大)

毎週月曜22時~カンテレ・フジテレビ系全国ネット

出演:杉野遥亮 岡崎紗絵 宮澤エマ 向井康二 近藤公園 トラウデン直美 ・ ⼋嶋智⼈ ・ 檀れい 大森南朋 ほか

脚本:高橋悠也

監督:国本雅広、高橋貴司、保坂昭一

プロデューサー:近藤匡(カンテレ)、大城哲也(ジニアス)

(敬称略)

制作協力:ジニアス

制作著作:カンテレ

公式HP:https://www.ktv.jp/mountaindoctor/

公式X:https://twitter.com/_mountaindoctor

公式Instagram:https://www.instagram.com/_mountaindoctor/

公式TikTok:https://www.tiktok.com/@_mountaindoctor

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