【保険のプロ直伝】同じ補償で10%以上の節約も。自動車保険を安くする3つのコツ

東京海上日動など、大手損保4社が2024年度中に自動車保険料を値上げする方針を発表しました。

自動車保険を選ぶ際は、補償内容や保険料について気になる人が多いようです。

自動車保険は、補償を手厚くすればするほど保険料が高くなりますが、なるべく費用をおさえたいと考える人もいるでしょう。

この記事では、補償内容を大きく変えずに保険料を安くするコツについて解説します。

自動車保険は補償内容で選ぶ人が多数

株式会社レビューが、「自動車保険のどんな内容の口コミを参考にするか」についてのアンケート調査を実施しました。

出典:株式会社レビュー「自動車保険のどんな内容の口コミを参考にするか」

自動車保険のどんな内容の口コミを参考にするかについては、「補償内容」が最も多く、「保険料の安さ」、「事故対応」と続きました。

補償内容の口コミを参考にする人の理由としては、以下のコメントがありました。

「保険料の安さや、対応の速さも大事だが、どんな事故などにあうか分からないので、補償内容が充実している方が安心してできる。(40代女性)」

第2位の保険料の安さの口コミを参考にする人の意見には、以下のコメントがありました。

「保険料の安さが一番で、補償内容も適切な、ネット保険が参考になると感じます。自分で補償内容を選べるのが一番良いです。(40代男性)」

補償は自分にあう内容にしたうえで、保険料が安いものを選びたいという人もいることがわかります。

補償を大きく変えずに保険料を抑えるコツ

自動車保険を選ぶ際には、「補償内容」と「保険料の安さ」を求める人が多いようです。

補償内容は充実させるほど安心できますが、保険料が高くなってしまいます。

そのため、自分に必要な補償を選択したうえで、保険料をより安くするために工夫することが節約のポイントです。

以下の3つのポイントを押さえると、補償を大きく変えずに保険料を節約できます。

  • 免責金額を設定する
  • 一括払いにする
  • 割引を活用する

免責金額とは、自己負担する金額のことです。

免責金額は、主に車両保険に設定できます。

例えば、5万円の免責金額を設定した契約で、事故により20万円の損害が発生した場合、支払われる保険金は20万円-5万円=15万円です。

免責金額を5万円としたある契約は、免責金額を設定しない契約より約1,600円保険料が安くなりました。

車両保険の金額は変えずに、免責金額の設定により保険料を調整できるため、大きな損害の際は補償を得つつ、小さな損害なら自己負担するという方法がとれます。

また、保険料は分割して月払いするよりも、一括払いする方が安くなります。

支払い方法にもよりますが、口座振替なら5%、クレジットカード払いの場合は約12%も保険料が安くなるケースがありました。

年間保険料が5万円なら、クレジットカード払いにするだけで、6,000円の節約が可能です。

さらに、割引を活用すると、保険料がより安くなります。

例えば、早めに契約する早期契約割引や、証券を紙で発行しない証券不発行割引といった割引です。

未就学児や小学生の子どもがいる世帯なら、子育て応援割引が受けられる保険会社もあります。

保険会社によって、さまざまな割引があるため、多くの保険会社で見積もりして、自分が使える割引を最大限活用しましょう。

免責金額の設定方法割引の内容など、補償内容はほぼ同じでも保険会社によって特徴はさまざまです。

なお、自分に適したプランを探すには、「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。

車の情報や希望の補償を一度入力するだけで、複数社から見積もりをとることができます

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出典

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