![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1168505652243955793/origin_1.jpg)
現地5月28日、ロサンゼルス・エンジェルスは本拠地でニューヨーク・ヤンキースと対戦して4対3で勝利。3連戦の初戦を制した。
エンジェルスの先発グリフィン・キャニングが初回に2番フアン・ソトにソロ本塁打を許したものの、打線がすぐに援護。1回裏に2番ルイス・レンヒーフォが左前打で出塁すると、4番ケビン・ピラーがネストル・コルテスの2球目を左翼スタンドに打ち込む2ラン本塁打で2対1と逆転した。
4回にはふたたびヤンキースのソトに適時打を打たれて2対2の同点に。さらに5回には2死一、二塁の場面で、8番オースティン・ウェルズに適時二塁打を打たれて2対3と逆転を許してしまった。
それでもエンジェルスは諦めなかった。1点ビハインドの8回裏、先頭打者の代打ウィリー・カルフーンが右前打で出塁。続く代打のルイス・ギロームが二直、1番ノーラン・シャヌエルが空振り三振に終わったものの、レンヒーフォが一安でつないで2死一、二塁と好機を作る。
この場面で打席に入った3番テイラー・ウォードが、走者一掃となる左翼手越え適時二塁打を放って4対3と逆転。終盤にスコアをひっくり返した。9回は守護神カルロス・エステベスが、DJ・ラメイヒュー、アンソニー・ボルピー、そして2安打・2打点のソトを右飛に打ち取って、エンジェルスが4対3で勝利した。
エンジェルスは今シーズン、本拠地でほとんど勝てていなかった。ヤンキース戦を迎える前の時点でホームでの成績は25試合で6勝19敗。ここまでの全8カードすべてに負け越している。そんな状況で迎えたア・リーグ東地区首位のヤンキースとの一戦は、「圧倒的にエンジェルス不利」と言われていた。エンジェルスは2023年の本拠地でのヤンキース戦に3連勝しており、相性の良さは健在だった。
ヤンキース戦の勝利にエンジェルスファンは大熱狂。「太陽のように熱い!」「すごい試合だった」「わお、勝っちゃった」「ウォードがやってくれた」「エステベスがやっと仕事をした」「トラウトが戻ってきても、ピラーを手放すなよ」「素晴らしい試合だ」「マジか? よくやった」「勝ち続けよう」「最高の気分だ、飲みに行くぞ」「(オーナーの)モレノは恥ずべき存在」などと盛り上がっていた。
構成●THE DIGEST編集部